3月13日から3日間の予定で、震災復興応援の御礼と「三春滝桜」寄贈植樹式出席のため、斎藤会長はじめ総勢18名で広島県府中市府中ライオンズクラブを表敬訪問に行って参りました。
初日は、広島からJRの汽船で厳島神社の大鳥居を正面に見ながら、安芸の宮島に入り神社に参拝し、世界文化遺産で有る壮厳な厳島神社の社殿を見学したのち広島に戻り夜の食事会に臨みました。
食事会では、震災時、復興応援に駆け付けて頂いた元Lの森山さん、マリンバのメンバー石原さん、浅田さんを迎えての食事会となり、震災当時の福島と現在の福島の復興状況などで話が弾みました。
2日目は、朝八時に宿を出発、呉にある「大和ミュージアム」に向かい、十分の一で作られた戦艦「大和」、復元された零式艦上戦闘機六二型「零戦」、そして、戦争当時の資料が展示されている資料室などを見て回りました。
その後、府中ライオンズの例会会場である府中市府中商工会館に移動、会館では盛大な出迎えを受け贈呈式に臨み、斎藤会長から当時の応援御礼の言葉と滝桜の苗木の目録の贈呈、府中ライオンズの大平会長からは謝辞と感謝状の拝受がありました。
昼食会では、各テーブル毎に意見交換と懇親を深め楽しいひと時を過ごしました。
昼食後、植樹式の会場である、子供の夢を育もうと新設された「府中市こどもの国ポムポム」の内部の見学をし、府中市の戸成市長様他教育関係者出席のもと「三春滝桜」植樹式に斎藤会長・大平会長・戸成市長の三名により植樹が行われ、将来を担う子供と共に滝桜がすくすくと育つ事を願い無事植樹式を終了しました。式後、小中一貫校の中庭に植樹された滝桜を見ながら、府中ライオンズの会員の方が経営する「キテラスふちゅう一宮」での食事会、B-1グランプリに輝いたお好み焼きの元祖でもある「ふちゅう焼き」に舌鼓を打ち、美味しい地酒を戴きながら会員相互の親睦を深め楽しいひと時を過ごしました。
最終日の3日目は、広島平和記念公園に向かい「折り鶴タワー」を見学、原爆ドーム慰霊碑を巡り、慰霊碑に献花し被災者の冥福をお祈りしたのち、原爆資料館に入り、原爆投下により焼け残された展示物を目の当たりにし核の悲惨さ壮絶さを改めて思い起こされ核の無い世界を願うばかりでした。
今回、福島県の桜の代表である「三春の滝桜」を府中市に植樹する事ができ、福島県の桜が将来に向かって大きく育つことと府中ライオンズとの友好が尚一層築かれればと願ってやみません。
備後府中の良さが理解出来たのも良かったですが、福島の良さも私たちから発信しなければいけないことにも気付かされた訪問でもありました。
(L渡辺輝)