9月17日㈭、第1304回例会において、夏季高校野球東北王者に輝いた、聖光学院野球部の斎藤智也監督にゲストスピーチを頂きました。
 昨年秋の県大会初戦コールド負けから、夏の福島大会14年連続優勝に続き、東北制覇の偉業を成し遂げるまでに、どのような指導を行ってこられたのかを主題に話して頂きました。
 今回、コロナの影響で夏の甲子園が奪われたのは、斎藤監督にとって「人生最大の衝撃」だったそうです。そんな中、生徒とミーティングを繰り返し、「将来父親になった時、甲子園という目標が無くなっても、俺たちはやり切ったと胸を張って言えることが大事なんじゃないか」と、聖光学院の原点の「やり切る」ことを念頭に、練習では例年以上に生徒に厳しく接したそうです。
 その結果、秋の大会から這い上がり、夏の大会の頂上を極めたことは、「甲子園に行くより、はるかに価値が高い」と生徒をたたえました。
 斎藤監督の本気で生徒と向き合う姿には、感銘を受けました。来夏の「福島大会15連覇」を、応援しています。

(L大江)

スピーチをする斎藤智也監督