「2020東京オリンピック・パラリンピック」野球・ソフトボールの試合が福島県営あづま球場での開催が決定された中、当クラブの55周年がオリンピックの年に当たることから3年計画で進めてきた時計塔が完成し、11月28日現地にて贈呈式・除幕式が執り行われました。
 除幕式では、県から福島県知事代理県北建設事務所所長の安田博道様、同外川泰司部長、福島県都市公園・緑化協会大河原聡理事長、当クラブから安彦会長、髙橋第一副会長と私L齋藤が代表で紅白の紐を引き時計塔が披露され、髙橋第一副会長から安田博道所長へ目録が贈呈されました。
 この度のアクティビティは2018年の春、私が第一副会長のとき第二副会長だった現在の安彦会長と共にオリンピックと55周年が重なることから発案され、2020年7月の除幕式を目標に齋藤(和)執行部、安彦執行部、髙橋(良)執行部の3期にわたり進められました。
 設置までには、県との協議を進めるほかIOCからの条件により、設置場所の選定から設置時期、更にはデザインも含め、二転三転どころか多くの時間を費やすこととなりました。
 時計塔のデザインは福島で最も有名なデザイナー、佐藤武徳L。現地を何度も視察し、請負った石のカンノさんも含め打合せを重ね何案も考えた中から決定しました。しかし、まさかの県庁からのダメだし(却下)によりやり直しすることに! デザインした数は相当な枚数となりました。決定した時計塔は、花こう岩を使用した高さ3メートルの三角柱にソーラー時計が2面施され、背面と上部には通常では余り目に触れることのないコールテン鋼材を使用したとても素晴らしいデザインとなっており、総額約270万円を掛けた大事業となりました。球場東側の広々とした場所に設置され、オリンピック開催時には県内外は勿論、世界から訪れる多くの方々の目に触れることと思います。除幕式に参加できなかったLには、是非足をお運びいただき一目見ていただきたいと思います。
 今回の計画にご理解をいただいた理事の皆さま、そして会員皆さまのご支援ご協力によりこの大きな事業を達成することができたこと、改めて深く感謝申し上げます。

 (L齋藤和)